ハーブスマンの日記


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[ 未来の森づくり]

少しずつ日が伸びている。
ついこの間まで、4時半までしか外仕事ができなかったが、今は何とか5時までできる。
身も凍る寒さだが、春が近づいているようで嬉しい。
家の前の山掃除が始まっている。地主が山の木を切る準備をしている。
20年前、僕がここに住み始めた頃、きれいに伐採され、丸坊主になった山は、ぐんぐん成長して、再び切り戻す時期になった。
木々の間には、シノダケが密集していて、それを運び出す手伝いをしている。
シノダケを田んぼの暗渠(あんきょ=排水)に使うという。
地主の田んぼは、今年地震による液状化でコンバインがうんぬまり、稲の刈り取りができない場所があった。
なので排水を良くするため縦横に深く溝を掘って、そこにシノダケを束ねたものを入れるのだ。
シノダケは腐りづらく、水がそのすき間を通るという。
昔ながらの素晴らしい知恵だ。山の恵みをフル活用だ。
切り出す予定のコナラやクヌギの木々、本来なら椎茸の原木や、薪に使う。
「原木・・・使えますかね・・・?」と聞くと、「わからねぇな、ダメもとでやるさ。立ち止まってはいられねえっぺよ」と言う。70歳過ぎたじいさん、すげぇな。
オレももちろん手伝うよ。
落ち葉をきれいにさらって、10年だって、20年だって置いておくさ。
キジもコジュケイも、フクロウも住んでる森だ。
野うさぎが跳ね、春には山ツツジ、夏には山ユリが咲き、幻のキノコも、薬草も採れる森だ。
必ず元通りにしてみせる。
子どもらがはしゃいで駆け回る、あの森に戻してみせる。
2012/01/13(Fri) 晴れ


[ 「公私混同」と「上昇気龍」]

新しい年がやってきました!
本年も香り高いハーブをつくっていきたいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ハーブ栽培を続けられる感謝の気持ちは、今年はひとしおです。
支えてくれる、お買い上げいただける皆様がいるからこそ、こうして今年も畑に向き合うことができます。
本当にありがとうございます。
昨年は本当に色々なことがありました。
時代の境目にいることは、きっと間違いないでしょう。
次元の移行が巻き起こした大きな大きな渦だったのかもしれません。
旅立った魂や受けた悲しみ、そして未来への教訓は、決して忘れることなく、良い時代をつくっていきたいと心から思います。
これからは、ハーブ栽培をより充実させると共に、野菜の栽培にも力を入れようと思い、畑の面積も増やしています。
自家用のお米や野菜は今までも作っていましたが、それもお届けしていきたい。
自家用とか販売用とか、プライベートと仕事とか、そんな区別は本来必要ないんだと思います。
自分、社会、仕事、趣味、本音、建前・・・これらみんな切り離してきたけれど、きっとつなげちゃった方が良さそう、
「公私混同!」させた方がいい気がします。
今回の大震災、特に原発事故でそう感じました。
これからもやってくるであろう大波の狭間で、生き抜く「力」となり、本質を見極める「知恵」となり、「命の糧」となるような『食べ物』、それを生産していく重要性を、強く感じています。
それを同じように感じている人たち、ご理解いただける人たちに、お届けしていきたいと思います。
今年は辰年。
大空を駆け巡る“龍”のごとく、次元の上昇となる年です。
みんなで「上昇気龍!」に乗り込んで、素晴らしい年にしていきましょう!

2012/01/07(Sat) 晴れ


[ 除染≠落ち葉かき]

あ〜、また日記に穴を開けてしまった〜。
ダメだな〜、気を抜くとすぐにこれだ。
来年こそは、定期的に更新するのを目標にします(汗)。
今年の冬は寒い!年内でこれだけ寒くなるのは久しぶりな気がする。朝はどこもかしこも真っ白!水道管もすでに2箇所、破裂した。
年が明けたら落ち葉かきに入ろうと思う。
毎年恒例、大変だけど愉しみな作業。
熊手を持ってザーザー、ザーザー、静かな冬の山に響く、あの音がとても好きだ。
だけど今年はちとワケが違う。そう、またしても立ちはだかるは、放射能。落ち葉の線量が高いという。
だから今年は山掃除だけして(除染と巷では云う)、落ち葉は使えないかもしれない。
昨年のストックがあるから何とかなるが、それでも掃除だけはしておかないと、来年以降の落ち葉が使えない。
それに山は一年でも放っておいたら、すぐに荒れてしまう。
毎年、人の手が入ってこそ、美しい里山の景観は保たれている。
「落ち葉」を積んで自然分解させた「腐葉土」は、最高級の肥料となる。ミネラルも微生物もたっぷり含んだ最高級品だ。
育苗のため、畑のため、うちは毎年欠かさず使ってきた。
何も知らない人は、その「落ち葉」を悪者扱い、汚染物扱いする。除染という大号令で、どっかに片付けろ、という。穴を掘って埋めろという。
除染とはいったい何なのか?今、世間で云われている除染というのは、ここからあっちへ移動させるだけではないのか。
移動させただけで無くなりはせず、その場所は、高線量となる。
地中深く、埋めたら埋めたで、水系に流出し、地下水に入り込む可能性がある。
福島へ集めろ、という人がいるが、それじゃ原発を押し付けたことと全く変わらない。
自分さえ、自分の周りさえ良ければいいという、原発や基地問題に対して無関心、無自覚でいた、今までの僕らのままじゃないか。
僕ら百姓は地球から大地を預かっている。
僕らが大地に毒をまけば、川や海に住む生き物達を汚し、海に生きる漁師たちをけがすことになる。
有機農業は、「世界のつながり」を教えてくれた。
放射性物質もこれ以上、川や海に流したくない。
今は大地ががっちり放射性物質を吸着してくれている。
プラスとマイナスでそうは簡単に離れないらしい。
いかに作物に吸わせないか、その方法を常に考え、試行錯誤し、実践している。
これからも前を向いて、そうしていくつもりでいる。
2011/12/13(Tue) 晴れ


[ 魔法の草]

秋は終わりにさしかかり、冬の匂いも感じてきた。
ピーマンやミニトマトがまだちらほらと実をつけるが、もう勢いは充分に落として、その生を終わろうとしている。
バジルは次の寒気が来たら、もう真っ黒になってしまうだろう。
こぼれ種で咲いたヒマワリが、季節はずれにポツンとたたずんでいる。
みんなみんなお疲れ様、ホントにどうもありがとう。
愛おしくて仕方がない。
今年はどうなることかと思った。
農業を続けられないのか、とも思った。
3月11日の時点で、ビニールハウスの育苗温床の上では、すでにかなりのハーブや野菜が芽を出していた。
3月といえども朝晩はまだ寒い。霜も降りる。
震災の影響で、数日間停電になり、電熱線を使って育苗している農家は、かなりの苗をダメにした。
でもうちは「踏み込み温床」、電気を使わず、微生物の力で温度を上げるため、みんなすくすく育っていた。
しかしその後の原子炉の爆発。
これはもうダメだと思った。
僕は苗たちを残し、家族が心配で市川へ向かった。
スタッフにも「外に出ないほうがいい、苗はもうあきらめた」
と伝えた。
だけどだけど、僕の留守中にもアキコさんやテッペイが、毎日水やりに来てくれたんだ。
「私達はここにいるから。私達にとっても大事なチビ子ちゃんたちよ」そう言って守ってくれた。
そのおかげで農業を続ける勇気が湧いた。そして今こうしてあのチビ子ちゃんたちは、謳歌した生を全うしようとしている。
除染のために植えたヒマワリたちの残骸。
その下には菜の花たちが眠っている。
空気を浄化すると云われる「トゥルーシー(ホーリーバジル)」もそこかしこに植えた。
それが魔法じみているとしても僕は植物の力を信じている。
「植物には除染効果が見られない」という学者もいるけれど、
違うよ、そういうことじゃない。
命あるものを利用しといて、その言い草に違和感を覚える。
自然界に生きるすべての生き物は、つながり、結びついて、それぞれは気づきようもない遠くの存在に、知らぬ間に影響を与えている。
ヒマワリに集まる蜂やチョウたち、土の下でうごめく無数の微生物。
昆虫、ヘビやカエル、小動物、、、みんなみんなつながっている。
風や雨や光や、鳥のさえずりに、生き物は、生きる力をもらい、生きる力を遠くの誰かにに与える。
そんな単純に完結している世界ではない。
みんなのおかげで、けなげなハーブや野菜たちは、放射能に負けず、元気に香り高く、おいしく楽しく育ってくれた。
僕はたくさんの無形の命をみんなからもらって今日を生きてる。
そして遠くの誰かに力をあげられたとしたら、至福に心が満たされる。
2011/11/09(Wed) 晴れ


[ センサーを磨く]

やっと日記が更新できる。一気に駆け抜けた数週間だった。
全4回にわたってウェスティン東京で開かれた「シェフとオーガニックハーブの会」が無事終了した。
強力な台風15号の通過で、ハーブの植えてある中庭は、バラ用の鉄製のアーチが基礎ごと倒され、ハーブたちもなぎ倒されていた。
始まるまではどうしようかと思ったが、最終回、沢山のお客さまが参加されている。
予定通りハーブの収穫を楽しんでいただいた。
ホテルのフローリストさんがブーケにしてくれて、お持ち帰りいただく。
茨城の農場に戻り、「月待ちの宵に集う」の会。
今回の大震災、原発災害で茨城もかなりの被害を受けている。
みんな心に少なからずの傷を負っていて、それは現在進行形でもある。
様々な情報が飛び交い、混乱もしている。
そんな中で、一度心の声に耳を澄ましてみよう、みんなでくっちゃべリ吐き出そう、という集まりが開かれた。
はっきりいって何が正しいのか、きっと誰にもわからない。
人類が経験したことのない時代に入ってきたのだ。
自分の中のセンサーを研ぎ澄まし、判断していくしかない。
今、日本もアメリカもヨーロッパも、国や貨幣の信用が失墜している。
地域の小さなコミュニティー、そして自然とのつながりを認識し、自分の力でサバイバルしていく時代に入ったのだと思う。
脱原発デモ&パレード、土浦、東京、水戸と3本連続で参加した。
6万人が集まった明治公園、人ごみをかき分け、垣根を登って下を覗くと、、、、
!!!今まで見たことのない人、人、人、、、、、!!がうごめいていた。
震えた。きっと動かせると思った。
これだけの市民の「意思表示」を国は無視してはいけない。
躊躇している人達もぜひ一歩踏み出して欲しいと願う。
そして稲刈り。
今年は米作りはあきらめようかと思ったが、とうとう稲刈りまで漕ぎ着けた。
かなり前から排水に努め、稲刈りのために、田んぼ下地のコンディションを整えていたが、水は抜け切らず、足をとられて大変だった。
たぶん震災のために液状化を起こし、土質も少し変わったんだと思う。
ふーっ、休みが欲しい。。
たぶん震災以降、完全OFFという日を一日もとってない。
除染やらデモやら、ハーブの栽培も収穫の作業も今までになかった仕事がやたらと増えている。
でも決してイヤではない。
どこかで「やりがい」も感じている。
「仕事」と「生き方」に境界線が無くなり、あやふやだった「意志」に逃げ道がなくなった。
そう、僕らは作り続けよう。
種を蒔き続けよう。
この風景を途絶えさせないために。

2011/10/07(Fri) 晴れ


[ LOVE100%へ]

晩夏。
秋、冬作の準備をしなくてはいけない。しかしやることが山のようにある。そして行きたいところが沢山ある。会いたい人が沢山いる。
生の話が聞きたい。その道のプロの人に会いたい。
インターネットで得られる情報は、確かに早くて手軽。
しかし情報が氾濫しすぎて、何が正しいのかわからなくなる。
「プロ気取り」の人達が、誰かの批判をしていて、暗い気持ちになることが多々ある。何よりも「愛」を感じられない。
そんなに沢山の問題を抱え込むことはできない。
自分は生産者としてのプロを目指すしかできない。
土のことをもっと知りたいし、植物のことをもっと知りたい。
どうしたら元の状態を取り戻せるか、どうしたら豊かな環境を次につなげられるのか、それに力を注ぎたい。そして、未来を脅かす「原発」に対してだけは、
はっきりと「NO」を宣告したい。
原発、放射能に関する話は、何とも暗くなることが多い。
そんな中で、「飯田哲也(いいだてつなり)」の話は、明るい希望が抱け、ぜひ生の声を聴きたいと思っていた。
京大で原子工学を学び、いわゆる「原子力ムラ」にいた飯田氏は、そのすべてのキャリアを捨て、日本を離れ、世界の自然エネルギー事情を目の当たりにした。
あまりにも時代遅れの日本のエネルギー政策は、経済政策としても大きな失敗をしているという。
テレビの対談で、原発推進派をいとも簡単に論破する姿から、きっと沈着冷静で、近寄りがたい人だと思っていた。
でも実際に見る飯田さんは、とても柔和で、親しみのわく人だった。
本の裏表紙にサインをもらった。
家に帰って見てみると、
「LOVE 100%へ」と記されている。
なるほど、ますます好きになった。

2011/09/01(Thr) 晴れ


[ 営み]

雨。。。
これで少しは気温が下がるだろう、
良かった。危険な暑さが続いていた。
その上、農繁期、そしてさらにまた新しく土地を借りてしまった。
放任されていた土地を「畑」にするのはなかなか大変。
めまいがしてフラフラしたり、ちょっとヤバイかも、と思うことが何度かあった。
栽培する作物の種類も増やしている。
ある意味、時代に逆行しているのかもしれない。
でも震災直後、まず思ったことは、「種を蒔き続けること」だった。
先の全く見えなかった時点で、百姓としてやるべきことは、未来へつなげるための、「種を蒔く」ことだと思った。
その想いは今、さらに強くなっている。
「食」が放射能によって脅かされ、様々な立場から意見が飛び交い、考えかたも大きく分かれてきている。
ヘタをすると対立する構図も出てきている。
東日本の野菜を避け、西日本のもの?いやいや外国産のもの?
それでは農業は崩壊する、食べて支援をするべき?
「危険」「安全」、「買う」「買わない」。。。。
どれもが正しく、そしてどれもが不充分な気がする。
正直オレにはよくわからないし、正解はそれぞれの立場で違い、
それぞれの判断で選んでいくしかないのだと思う。
ただ百姓として知っていることは、どのように「食べ物」ができているか、そして「食べ物」は「生き物」だということだ。
「種」から命の「芽」が出る瞬間を毎日見ている。
草が太陽の光を受け、雨や風を受け、命が輝く姿を毎日見ている。
虫や鳥たちが生命の営みを謳歌する姿を毎日見ている。
それは決して途絶えない、負けやしない、と思う。
その命の営みこそが、この地球を再生できるのだと思う。
同じ「命」あるものに対して、一生懸命、「営み」を繰り返し、
地球を再生しようとするものに対して、良いとか悪いとか、甲乙をつけることに、どうしても違和感を感じてしまう。
だからたくさん種を蒔く。畑も増やす。
たくさんの生き物を呼び寄せる。

2011/08/17(Wed) 晴れ


[ 命の素材]

いやぁ何とも慌しい、というか予定を狂わされた7月だった。
梅雨の後半からまったく雨が降らない上に、例年より2週間も早く梅雨明けしてしまった。
なので予定していた苗の植え付け作業が滞り、色んな作業の段取りが狂った。
畑はバフバフの砂漠状態が続き、すでに植えつけたものも次々に枯れていった。
こうなると「焼け石に水」どころか、中途半端な水やりは、逆効果になる。
昨年も40日間続いて雨なし、という夏だった。
そして降りだすとゲリラ豪雨で、畑がえぐられる。
ここ数年の天候は、農業の現場にとってかなり厳しいものになってきている。
そしてこの大地震、原発災害・・・なんだろう?
地球は何を訴えているんだろう?
答えはきっともう、みんな気がついている。
今、「食」というものを根底から見直さなければならない時代を迎えている。
いやたぶん「食」だけではなく、生活全般、「生き方」「暮らし方」を見直す時代なのだろう。
僕らの「生き方」は、そのまま天気や地球の変動に直結していると思う。
後先考えない、自分勝手な振る舞いは、こうして自分たちの身に降りかかってくる。
「食べ物」を単なる商品として見るのではなく、この肉体、そして心をも作りあげている「命の素材」として見るべき時がやっと来たのかもしれない。
物事の本質を見極めるために、色んな人と話をして、学びたいと思う。
新たな気持ちで、大いなる自然と接し、何をすべきか聴きわけたいと思う。
大切なのはきっとポジティブなビジョン、そしてアクションではないか。
誰かの非難で「終わる」のではなく、自からの行動を「始める」時ではないか。
時代は今、確実に変わろうとしている。
2011/07/30(Sat) 晴れ


[ シェフとハーブの会]

うっとおしい梅雨の真っ只中にラベンダーは収穫期を迎える。
それもたった2週間だけ。
ラベンダーの香りは、まるでジメジメした湿気を忘れるような
清々しく、高貴な香り。
まさしく天の恵みだな、と思う。
次々に花穂を伸ばし、紫に色づくラベンダーを順番に刈り取る。
ラベンダーの茂みの間には、時々蜂が巣を作っているので、刺されないように注意しながら。
何とかラベンダー収穫を終わらせ、お客さんにプレゼントするラベンダーのブーケを抱えて、東京の恵比寿に駆けつけた。
ウェスティンホテル東京で開かれた「シェフとオーガニックハーブの会」。ハーブ講師として呼んでいただいた。
第一回目は、植え付け作業。
ウェスティンの中庭にプライベートスペースを設け、植え付け〜栽培、収穫と、オーガニックハーブに親しんでいただこうという企画。
一週間前に植えつける中庭の下見に行き、お客さんのプライベートスペースをとるため、区画分けをして準備する。
ウェスティンホテルは東京のど真ん中に素晴らしいハーブガーデンを持っている。
当日は雨を心配したが、お天気は快晴。
土いじりは初めてというお客さんも多く、和気あいあい、バジルやタイム、ミニトマトなど、8種類のハーブの植え付けを楽しんでいただいた。
続いて、レストランシェフによるお料理指導。
目の前でローズマリーを使った国産地鶏のグリル、レモンバームのレアチーズケーキなど、プロの料理を伝授してもらえる。
これは僕もかなり興味深く、大変参考になった。
やはりプロはハーブの使い方もさすがなのである。
自分で言うのも何だけど、自然のハーブに親しめ、一流シェフからお料理を伝授してもらい、最後にはフレンチのフルコースを楽しめるこの企画。
お値段は少し高いかもしれないが、
かなり充実し、満足いていただける企画だと思う。
東京のど真ん中、一流ホテル、22階のフレンチレストラン、、、
どの要素をとっても普段の生活とはかけ離れている。
緊張し、反省点も多々あるが、大変勉強になった。
いい経験させていただけること、関係者の皆様にはあらためて感謝しています。
それと留守を預かってくれたスタッフにも。
さて、田んぼの草取りが待ってるね。
2011/06/30(Thr) 晴れ


[ 俺の仕事]

やっと田植えが終わった。
ここまでたどりつくのが長かった〜。
3月11日の大震災でポンプが壊れ、直ったと思ったら配水管もやられているのがわかった。
これは土の下を通しているので、原因箇所を見つけるのが、容易ではなかった。
基盤整備された大きな田んぼなら、市の方でやってくれるのだが、個人の小さな谷津田なので、自分でやるしかない。
足場の悪いところなので、重機も入らない。
泥だらけになって手掘りした。
結局、原因は見つかったが、そう簡単に直るものではないことがわかった。
畑が暇な冬にでもゆっくり取り掛かることにする。
なので別ルートをホースで作ることにした。
ふ〜、そしてやっと田植えができた。
今年は止めようかと思った。
この震災で普段にはない仕事が沢山増えてる。
傾いた作業小屋もそのままだ。
でも米は作りたい。
体に刻まれた稲作のDNAが要求している。
「百姓なら米を作れ」と。
田んぼをやっていきたい、と云っている若い衆も年々スキルを上げ、頼りになってきている。
線引きだってうまくなったぞ。
そう、つないでいきたいんだよ君達に。
この震災を経験して、この美しい自然を、次につないでいくことが、俺の仕事だって、はっきりわかったんだ。
2011/06/10(Fri) 晴れ

My Diary Version 1.21
[ 管理者:char 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]
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