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[ 家守(やもり)]
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 始めてしまえば、夢中になるが、やりだすまでが、、、 そう、重い腰を上げて、いざ大掃除! 一年お世話になった仕事部屋だもの、きれいに磨き上げてあげなければ、、、 脚立に登ってみると、けっこうホコリが溜まってる。 梁と壁の隙間に、ちっちゃなタマゴ発見! すでに割れて、孵った形跡。 いったい何のタマゴだろう? 虫にしちゃ大きすぎるし、 鳥のわけないし。。。 さらに掃除を進めていくと、茶箱の裏から冬眠中?の「ヤモリ」発見!! そうか、こいつのタマゴだったんだ。 「ヤモリ」は「家守(または守宮)」と書く。 家を守ってくれる神様。 害虫を食べてくれる、縁起物。 ヤモリがいるなんて、なんかとっても嬉しい。 素人工法で作り上げた、アトリエ。 素人ゆえにできる隙間に、神様が棲みついてくれた。 来年もいいことありそうな予感! 今年一年本当にお世話になりました。 新しい年が皆様にとって、素晴らしい一年となりますよう、 心よりお祈り申し上げます。 2009年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2008/12/31(Wed)
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[ Hold on!]
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 それは年に一度、楽しみなパーティ。 いつもの顔、そして新しい顔、、、普段あまり会えない顔も、今日はじめて会った顔も、まるでいつも会ってるみたいに笑いあえる。 「やー元気?」「今年は何やるの?」 ジョン・レノン追悼のライブ。 平和な仲間たちが駆けつけて、ジョンやビートルズの曲を唄うパーティ。 住んでる場所も知らないし、年や職業も知らない。 でも音を出して、歌を唄えばキミがどんなに素敵なやつかがすぐわかる。 僕は今年「Hold on」という曲を選んだ。
“しかっり、ジョン、しっかり、ヨーコ キミなら乗り越えられるさ 誰もいなくて、たった一人きりでも 自分を信じて、言い聞かせるんだ 「大丈夫だ」って
しっかり地球、地球よしっかり もうすぐ光が見えるさ 孤独を感じても、本当に一人きりでも キミはやりとげるよ 今までできなかったことを だから「しっかり!」”
あんなに偉大なジョン・レノンでも落ち込んだり、ナーバスになったりするんだなぁと、身近に感じてしまう。 自分やオノヨーコを励ましながら、地球にたいしても、がんばれって声をかける、思わずほころんでしまう、大好きな歌なのす。 山の草刈りをしながら、黒豆の整理をしながら、練習しました。
2008/12/24(Wed)
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[ 山しごと]
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 風が強い。 がんばって枝にしがみついていた葉も力つきてハラハラと落ちてくる。 山の木々はもう8割がた葉が落ちた。 畑のハーブたちもほとんどが茶色くなり、かろうじてタイム、ローズマリーが緑を残している。 バジルなど枯れた株を草刈り機で切り、マルチ(雑草抑え)をはがす。 この作業は早めにやらないと、ついつい後回しになり、雑草などがはびこって、何倍にも大変な作業になってしまう。 冬は、チェーンソーで木を切る作業が多い。 葉が落ちて、作業しやすいし、毛虫もいない。 それに何といっても畑が暇。 細い枝、これは焚きつけ用。 太めのは、薪やキノコの原木用。 細長いのは稲を干すために使う。 先日、8年使っていたチェーンソーが壊れ、新しいものに変えた。 それにしても今年は色々なものが壊れる。 車が故障し、草刈り機も壊れた。 トラクターも変えたし、印刷機も変えた。 どうやらそういう年回りらしい。 ちょうど折り返し地点。 道具がないと始まらないからなぁ。 またみんな頑張っておくれよ〜。
2008/12/13(Sat)
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[ ペーパームーン]
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 なんだかあたりが明るかった。 冬になると太陽が低くなり、山の中にある我が家は日当りが悪くなる。 それがなんとなくいつもより明るい。 何故だかははすぐわかった。 木々の葉がずいぶん落ちたのだ。 クリやコナラや桜、クヌギ、ホウの木、山はほとんど落葉樹なので、寒さが厳しくなると紅葉し、葉を落とす。 太陽の光が枝の間から射し込んでいた。 日中はわりあい暖かくても、夕方からぐんと冷え込み、朝は霜の降りる日が多くなった。 今朝は外水道が凍っていた。 こう寒くなると葉物は味が濃くなり、だんぜん美味しくなる。 毎年畑で自然発芽するコマツナ、らしきもの。 (色んな葉物が交配したハーブスマンオリジナル野菜!)これが野性味溢れ、なかなかに美味い。 ハーブたちに挟まれ、しかっりと育っている。 夕方、空を見上げると月が出ていた。 まだ生まれたばかりの三日月に、星がふたつ寄り添っている。 調べると金星と木星だった。 まるで絵に描いたような月と星が絶妙なバランスで並んでいた。
2008/12/02(Tue)
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[ 落ち葉の下の夢]
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 ついに霜が降りた。 畑へ出てみると、葉が茶色に変色し、ヘニョヘニョになってるものが随分ある。 森の木々もいっぺんに色を変えた。 息は白く、空はつきぬけるように青い。 冬の空は、昼もそして夜も、美しい。 そろそろ山そうじを始めよう。 まずは昨年の腐葉土を切り返してみる。 そしたら出るわ出るわ、カブトムシの幼虫。 いつもは2年ものの腐葉土に出ていたけれど、今年は一年ものに卵をたくさん産みつけたらしい。 まるまるパンパンに太った幼虫がゴロゴロ出てくる。 その数、100匹以上。 彼らは、落ち葉を食べて大きくなる。 落ち葉を噛み砕き、分解熟成の手助けをしてくれる。 そして、コロコロ楕円形の糞をする。 それはまるで、化成肥料のように均一で、超良質、落ち葉の純度100%の肥料となる。 カブトムシはかっこいい。 想像しただけでもワクワクする。 この幼虫たちも、やがては黒光りした、鋼のような鎧をまとい、 未知なる森へ挑んでゆくのだ。 雨や風や、クワガタやカミキリやスズメバチ、数々の強敵と戦い、甘い蜜を勝ち取り、夏の森の王者を目指す。 だから今は、 もう少し今は、 暖かい落ち葉の中で、 とぼけた夢でも見ながら、 じっと眠るがいいさ。
2008/11/24(Mon)
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[ 種、未来、星]
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 3日ぶりに農場に戻ると、山が少し色づき始めていた。 風が吹くと、葉っぱもハラハラと落ちてくる。 いよいよ冬に一歩、足を踏みいれたようだ。 もうじき霜も降りるだろう。 そうすると色んなハーブが終了となる。 バジルはもうとっくに終わっているし、レモンバームやイタリアンパセリも終わってしまう。 葉が黒ずんだり、クタッとなってしまうのだ。 なので今週はイタリアンパセリ! とにかく摘んで摘んで、どんどん刻んで、どんどん干す。 いつもは分かれての作業が多いメンバーも今日は4人でイタパセ作業に集中。 ドライパセリは人気商品。 昨年の倍量を作付けした。 来季のために、ハーブや野菜の種取りもする。 あんなにみずみずしくイキイキとして、感動を与えてくれた彼らも、今や茶色く干からびたり、ブヨブヨで張りのない、 変わり果てた姿。 盛者必衰の理をあらわす。 しかしそれは決して終わりではなく、次の生命、未来が中に宿っている。 それもたくさん、星の数ほどに。 太陽からの距離がちょうど良く、 生命に満ち溢れた奇跡の星、地球。 お隣の金星では熱すぎるし、反対に火星では寒すぎる。 生命が活動するのに、程好い光、程好い温度に保たれたこの地球。 この星でなきゃだめなんだな。 逃げる場所などどこにもないよ。
2008/11/16(Sun)
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[ 冬の扉]
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 ここへ来て、急激に冷え込んできた。 それまでが、けっこう暖かかったので、余計に寒く感じるのかもしれない。 冬の始まりは嫌いだ。 これから益々寒くなり、暗く長い冬がやってくるのかと思うと、 悲しくなってくる。 “本物”の冬になって、薪ストーブを焚く頃になると、もう観念して、冬を楽しめるようになるのだが、冬の始まりは、まだあの夏が恋しいし、ストーブを焚くのにはまだ気が引けるし、日照時間はどんどん短くなるしで、好きではない。 日々の仕事の内容もだいぶ変わってきた。 イタリアンパセリの収穫、刻み作業が本番。 そしてラベンダー、ローズマリーの挿し木。 これはもう一週間早くやりたかったのだが、お米の脱穀作業と重なって、今週となった。 お米はおかげさまで豊作。 新米を堪能している。 そしてローリエの収穫も始まってきた。 チェーンソーを使い、山の木も切りはじめている。 薪にするためのもの、椎茸の原木にするためのもの、そして来年の稲を干すオダ用に。 こんな風に文章にしてみると、まんざら冬も捨てたもんじゃない、などど思えるようになり、ココロも少しずつ冬バージョンに移行していく。
2008/11/10(Mon)
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[ ハレルヤ]
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 フレッシュハーブ(生)の出荷がほぼ終了し、ドライハーブ(乾燥もの)用の収穫が本番に入ってきた。 セイジ、タイム、レモンバーム、ミントにイタパセにトウガラシ。 日に日に寒さが増してきているので、キリギリスにならないよう採れるだけ採っておく。 乾燥小屋は天井も棚もハーブで溢れている。 先週末は稲刈りだった。 今年は最悪ともいえるコンディション。 田んぼが充分乾いてからやれば、そんなに苦労しないで済むのだが、そうそう日を選べるわけではないので、水が充分に引かないグチャグチャした中で、決行しなければならなかった。
機械も不調を極め、度々エンジンは止まるし、稲藁はからみつくしで、作業は何度も中断した。 結局ほとんどを手刈りで終わらせ、オダ(竹で作る稲の干し台)もギリギリ足りて、なんとか終了した。 初日は先が見えず、暗〜い気持ちになった。 田んぼなどもう二度とやるもんかと思った。 二日目、機械を分解掃除し、エンジンの調子は良くなった。 身体もリズムも田んぼに慣れてきて、全体の三分の二ほど刈り終わると、気持ちはウキウキ、楽しい!と素直に思えた。 三日目、無事終了! 大きな山を越えたあとの喜び、のはずが、祝杯を上げたあとには、なんだかちょっと寂しくなった。 祭りのあとの寂しさ、なのか。 そう、田んぼは「祭り」なのかもしれない。 日常からはずれ、田んぼの神様と遊ぶのだ。 うちは、自家用のみで、換金するわけではないから、そうも思えるのだろう。 実際、米など買った方が安いし、本格的に機械を揃えたり、プロにお金を出して作業を頼んだら、全く合わない。 でも「祭り」「遊び」と考えると、これほど楽しいものはない。 今後の課題は多々あり、来年のことはまだわからないが、「田んぼ」は苦しくて、楽しい魅力に溢れている。
2008/10/25(Sat)
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[ シャイン!シャイン!]
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 台風一過の日曜日、晴れ渡る青空! と云いたいところだが、あいにく空の状態は不安定で、雨が降っている。 なので畑には出られず、おかげでゆっくりめの午後、神様がくれた休息の時間。 日記の更新もできる。 フレッシュハーブ出荷で毎日忙しい。 休みがほとんど取れず、疲労とストレスが溜まり気味だったが、これでだいぶ癒されるだろう。 夏草が種を落とそうと必死になってる。 虫も必死に葉っぱをかじり、ハーブ屋も草刈りと、かじられた葉の剪定とで、必死になってる。 つい先日、刈ったはずなのに、もうボーボーになってる草むらから、甘〜いグレープの香りが漂ってくる。 正体は、葛(くず)の花、夏の終わりから、秋の始めにかけて咲く。 その香りはとても強く、まるでファンタグレープ! 車で走っていても漂ってくるほど。 蔓性植物、「葛(くず)」は、畑のギャングとも云えるほどで、 凄まじい勢いで蔓を伸ばし、辺り一体を支配する。 それがこんなにも甘い香りの花をつけるのだ。 一度ハーブティーにできないものかと、収穫して乾燥させてみたが、いやはや虫がたくさん入り込んでいて、とてもとてもモノになる感じではなかった。 さすが虫さん達、こんな甘い花をほっときはしない。 ススキもたくさん出ている。 部屋に飾ると、その美しさにあらためて驚く。 だってゴールドや緑がかったシルバーに、光り輝いているではないか。 たくさんの大自然の中では、ひとつひとつの美しさに、気がつかなかったりするが、そのひとつを取り上げて、じっくり見てみると、素晴らしい個性を放っていることに、気がつく。 輝け!
2008/09/21(Sun)
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[ 夢と温度]
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 ぐぐっと、いきなり気温が下がった。 ここ一週間、くもりか雨の日が続いている。 このまま秋になってしまうのだろうか。 暑いのにも辟易としていたが、 こんなにいきなり、ちょっと待って、 そりゃないだろう?って感じ。 「いつまでも暑いねぇ〜まったくぅ・・・」 などと文句のひとつも言わなきゃ 夏の終わりを締めくくれない。
野菜がうまい。 まったくもって美味い。 ささげにニガウリ、フィレンツェナス、 ピーマンに四葉キュウリ・・・ 労働の後のビールの一杯、 そしてこの野菜たちのおいしさと云ったら、 何物にも変えられない。 幸せとは、こういうことなのか、と しみじみ思ってしまう。
夢を見るのは大好きだし、 目的を持つことの大切さは、 よ〜くわかってる。 でもそんなものなくても、 日々淡々と暮らし、 土とふれ合い、 この小さな、ささやかな幸せを噛みしめる。 それだけで、充分なんじゃないか。 僕らがこの地球に暮らし続けたいなら、 温度やCO2と一緒に、 夢もちょっとマイナスさせた方が いいんじゃないかな。
そんなことを思ってしまうのは、 やっぱり秋の風のせい? 稲穂がずんずん伸び、 早いところは、来週にも稲刈りが始まりそうです。
2008/09/01(Mon)
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